だだちゃ豆は、山形県鶴岡周辺の限られた地域で江戸時代から農家が大切に守り、生産されてきた枝豆の「在来種」なのです。
今では鶴岡市の特産品となりましたが、土壌が砂質系で昼夜の寒暖差があることが、この地が適している理由とされています。
しかしやはり、改良に改良を重ね、より良いものを作り出してきたその努力があってこその逸品だといえるでしょう。
指定10品種(26系統)あり、白山だだちゃの歴史が古い。農家屋号が付いた名品も数多い。
だだちゃ豆は、鶴岡産だけが名のることのできる称号(登録商標)なのですが、鶴岡以外でもおいしい豆がたくさんあります。
「うめちゃ豆」「ががちゃ豆」も商標登録されています。全国的にみれば、新潟の黒崎豆、群馬の天狗豆も有名です。
だだちゃ豆は生産地や生産量が限られており市場への出回り量も少ないため「まぼろしの枝豆」とも言われ、稀少価値が人気を呼んでいます。
だだちゃ豆の産地「鶴岡」は、山形県の日本海沿岸に位置し、対馬暖流の影響から比較的温暖で、「庄内米」ブランドで日本有数の米産地として有名です。
標高40~150m、四季の変化が明確で年間平均気温12.2℃、年間降水量2,269ミリ、日照時間1,577時間、月山赤川水系の扇状地で砂壌土が多く、透水性が良いため枝豆栽培にもたいへん適した土地です。
だだちゃ豆の生産販売にあたっては「枝豆専門部会」を組織し、生産者の自主的活動を通して、種子の確保事業から栽培技術の向上や検査体制の確立に努めています。
だだちゃ豆は、そのまま枝豆として食べられるだけでなく、近年はお菓子などのスイーツとして加工され、大変な人気を集めています。
山形県に特産物を生んだ「だだちゃ豆」は、まさに宝石ともいえる豆でしょう!